トクトクきっぷのきまり  



特別企画乗車券の取扱いについて

 特別企画乗車券とは  トクトクきっぷに関するきまり  用語の説明
 きっぷの概要  発売条件  きっぷの効力
 乗車変更の取扱い  払いもどし  座席の指定
 紛失の取扱い    

 

特別企画乗車券とは
   特別企画乗車券(以下「トクトクきっぷ」といいます。)とは、当社が特別の運送条件(区間、経路、列車、設備、発売期間、発売箇所、設定期間、有効期間、払いもどし、乗車変更など)を定めて発売する、普通乗車券、回数乗車券、急行券、特別車両券、寝台券、コンパートメント券及び座席指定券をいいます。
なお、ご利用にあたっては、個別の商品毎にさまざまな制限事項がありますのでご注意ください。
   
トクトクきっぷに関するきまり
 
トクトクきっぷの発売条件・効力などについては、個別の商品毎に定めています。
個別の商品毎に定められていない取扱いについては、この「特別企画乗車券の取扱いについて」に基づき取扱うものとします。
この「特別企画乗車券の取扱いについて」に定められていない取扱いについては、旅客営業規則などの一般の規程に基づき取扱うものとします。※旅客営業規則はこちらから
個々の商品毎に定めた取扱いと、この「特別企画乗車券の取扱いについて」の定めが異なる場合には、個々の商品毎に定めた取扱いに基づき取扱うものとします。
   

用語の説明
この「特別企画乗車券の取扱いについて」における主な用語の意味は、次のとおりとします。
用語 意味






商品形態による区分 回数券タイプ 同一区間の片道(逆方向を含む)に有効な券片が複数枚セットになっているトクトクきっぷをいいます。
片道タイプ 発地から着地までを片道1回に限り乗車できるトクトクきっぷをいいます。※一部がフリー区間となっている場合を含みます。
往復タイプ 「ゆき」券と「かえり」券の2券片からなるトクトクきっぷをいいます。※「かえり」券片の一部がフリー区間となっている場合、及び「ゆき」券と「かえり」券の券片毎の経由が異なる場合を含みます。
フリータイプ 利用区間の全部がフリー区間であるトクトクきっぷをいいます。
利用座席による区分 指定席タイプ 指定席を利用できるトクトクきっぷをいいます。
自由席タイプ 自由席を利用できるトクトクきっぷをいいます。





利用制限期間 そのトクトクきっぷのご利用期間中であっても、ご利用いただけない期間をいいます。
発売箇所 そのトクトクきっぷを発売している全ての箇所をいいます。
発行箇所 発売箇所のうち、そのトクトクきっぷをお買い求めになった箇所をいいます。
フリー区間 乗車経路及び乗降回数を制限しない区間をいいます。



券種間変更 名称及び設定区間が同じトクトクきっぷにおける券種の変更(例:グリーン席用と普通車指定席用など)をいいます。
他の乗車券類への変更 そのトクトクきっぷ以外の乗車券類(別のトクトクきっぷを含みます。)への変更をいいます。
別途乗車 すでに結んでいる運送契約とは別に、新たな運送契約を結ぶことをいいます。





使用開始 そのトクトクきっぷによって、最初の駅において改札を受けて入場すること(ただし、駅員無配置駅においてはご乗車になること)をいいます。
なお、回数券タイプ及びフリータイプにおいて、座席の指定を受け、指定列車出発時刻までに取り消しを行わなかった場合も、使用を開始したものとして取扱います。
無割引の運賃 そのトクトクきっぷの設定区間に対する所定の運賃をいいます。
このとき、そのトクトクきっぷの発着駅の表示や経由が複数ある場合は、実際にご利用になられた発着駅や経由によって計算します。
無割引の料金 そのトクトクきっぷの設定区間に対する最繁忙期、繁忙期、通常期、閑散期に応じた乗車日基準による所定の料金をいいます。
このとき、そのトクトクきっぷの発着駅の表示や経由が複数ある場合は、実際にご利用になられた発着駅や経由によって計算します。
また、指定券発行済券片については、指定券の交付を受けるかまたは実際にご利用になられた列車および設備によって計算します。ただし、指定席タイプの商品であって指定席の交付を受けていない場合は、商品設定上の種別(指定席またはグリーン席など)で計算いたします。
設定区間 そのトクトクきっぷが有する効力中、旅客鉄道会社線(JR線)及び旅客連絡運輸規則(昭和62年4月1日四国旅客鉄道株式会社公告第14号)別表に定める連絡会社線(青い森鉄道株式会社線、IGRいわて銀河鉄道株式会社線、えちごトキめき鉄道株式会社線、伊豆急行株式会社線、伊勢鉄道株式会社線、あいの風とやま鉄道株式会社線、IRいしかわ鉄道株式会社線、株式会社ハピラインふくい線、WILLER TRAINS株式会社(京都丹後鉄道)線、智頭急行株式会社線、土佐くろしお鉄道株式会社線及び福岡市交通局高速鉄道線)の区間をいいます。
料金区間毎 当該区間の乗車に必要な無割引の料金を収受した場合の、その料金券の券片毎のことをいいます。(旅客営業規則第57条第2項に定める2個以上の列車を乗り継いだ場合でも途中下車をしない限りは全区間通しの特急料金で計算することが認められている区間については、乗り継ぎ利用する場合でも1列車とみなします。)
特払額 運行不能及び遅延等による払いもどしを行う場合の、特定の払いもどし額をいいます。
   
きっぷの概要
(1) 発売箇所

○ 個別の商品毎に定めます。なお、トクトクきっぷは車内や到着駅ではお買い求めになれませんので、ご利用の際には駅・JR四国ツアー支店・ワープ支店などで、あらかじめ乗車前にお買い求めください。(窓口の営業時間外や無人駅でも発売していませんのでご注意ください。)

(2) 発売期間

○ 個別の商品毎に定めます。なお、発売期間中であれば、個別の商品毎に特段の定めがない限り、有効期間開始日の1箇月前から発売します。ただし、回数券タイプについては、発行日が有効期間開始日となり、前売りの取扱いはいたしません。

(3) 利用期間・
有効期間

○ 個別の商品毎に定めます。ただし、利用期間内であっても、利用制限期間がある場合は、その期間はご利用になれません。

(4) 利用列車・
設定区間・
経由・
発売額 等

○ 個別の商品毎に定めます。

   
発売条件
(1) 発売単位 ○ 往復タイプは、「ゆき」券と「かえり」券をセットで発売します。
○ 回数券タイプは、個別の商品毎に定める枚数を1冊単位として発売します。
(2) 他の割引との
  重複適用
○ 個別の商品毎に特段の定めがない限り、各種割引証による割引の取扱いはいたしません。
   
きっぷの効力
(1)券片の使用方法
 券片に表示された方向にしたがって使用する場合に限り有効です。ただし、回数券タイプは設定区間のどちらの方向からでも1券片で片道1回利用できますが、いったん使用を開始した後、逆方向に乗車することはできません。
 往復タイプの「ゆき」券は、「かえり」券を伴っている場合に限り有効です。(「ゆき」券片と「かえり」券片の逆転利用はできません。なお、入場券等と同時発売するものは、「かえり」券に加えて当該入場券等を伴っている場合に限り有効です。)また、「かえり」券の一部がフリー区間になっているトクトクきっぷについては、フリー区間内は対象列車・設備が乗り降り自由です。
 回数券タイプ(料金券部分のみのトクトクきっぷを除きます。)は、「大人用」1枚で、小児2人が同時に使用できます。
(2) 継続乗車の取扱い
 入場後に有効期間を経過した回数券タイプ、片道タイプ又は往復タイプのトクトクきっぷは、途中下車をしないでそのまま旅行を継続する場合に限り、その券面に表示された着駅まで使用することができます。この場合、当該トクトクきっぷが、特急・急行列車もしくは、普通列車のグリーン車又は普通車指定席を利用できるものである場合は、当該列車・設備を利用(有効期間経過後に利用を開始する場合を含む。)することができます。
フリータイプのトクトクきっぷは、個別の商品毎に特段の定めがある場合を除き、有効期間の最終日に乗車する列車が翌日にまたがる場合、その列車の終着駅まで乗車できます。この場合、さらに列車を乗り継いで利用される場合は、乗車券部分のみ有効です。ただし、途中下車が可能なトクトクきっぷであっても途中下車はできません。
(3)トクトクきっぷの
発着地が
特定都区市内
であるときの
取扱い
 個別の商品毎に特段の定めがある場合を除き、発着地の同一特定都区市内間相互で特急列車等に乗車する場合は、別に該当する特急券等の料金券が必要です。 (発着地が特定都区市内であっても、フリー区間(自由周遊区間)である場合には、フリー区間の効力が優先します。)
 特定都区市内で途中下車はできません。ただし、発着地が大阪市内であるとき、大阪・北新地間を乗り継ぐ場合は大阪又は北新地で途中出場ができます。また、発着地が神戸市内であるとき、新幹線を利用の場合に限り、三ノ宮、元町、神戸、新長田または新神戸の各駅では新幹線と在来線を乗り継ぐための途中出場ができます。ただし、途中出場した当日に乗り継ぐ場合に限ります。
(4) 新幹線の取扱い
 「のぞみ号」「みずほ号」が利用できるトクトクきっぷについては、「のぞみ号」限定となっている商品を除き、「のぞみ号」「みずほ号」のほか、「ひかり号」「さくら号」「こだま号」「つばめ号」に乗車できます。ただし、「ひかり号」「さくら号」「こだま号」「つばめ号」に乗車された場合でも特急料金の差額の払いもどしはいたしません。
(5) 特急・急行列車
の乗継利用
 新幹線が利用できるトクトクきっぷについては、新幹線の改札を出なければ、新幹線利用区間は列車の乗継利用ができます。
 在来線が利用できるトクトクきっぷについては、特急・急行列車の利用は1料金区間毎に1個列車に限ります。ただし、2個以上の列車を乗り継いだ場合でも途中出場しない限りは全区間通しの特急料金で計算することが認められている区間については、途中出場しない限り特急列車の乗り継ぎ利用ができます。
(6) 乗車整理券が
必要な列車への
乗車
 乗車整理券が必要な列車に乗車する場合は、特急列車やグリーン車が利用できるトクトクきっぷであっても、その列車に有効な乗車整理券が別に必要となります。
(7) 途中下車の取扱い
 個別の商品毎に特段の定めがない限り、フリー区間を除き、設定区間の途中駅で下車された場合、前途の区間は無効となります。なお、利用可能経路上から離脱した場合は、利用可能経路上の離脱駅で前途無効となります。
   
乗車変更の取扱い
 
(1) 乗車変更
 乗車変更(乗り越し、方向変更、経路変更)の取扱いはいたしません。別途乗車として取扱います。この場合、別途乗車として取扱う区間に必要な運賃・料金を別途いただきます。また、料金については利用区間内の最後の特急等停車駅から必要になります。
(2)有効期間開始日
の変更
 使用開始前で有効期間内あれば、申し出のあった時点において発売できる範囲内で同じトクトクきっぷに1回に限り変更できます。ただし、指定席タイプのトクトクきっぷの場合は、指定列車の出発時刻以降は変更できません。(出発時刻以前に指定席を取り消した場合は除きます。)また、申し出の時点でそのトクトクきっぷが既に発売を終了している場合は変更できません。
(3)他の乗車券類へ
の変更
 他の乗車券類(別のトクトクきっぷを含みます)への変更はいたしません。いったん払いもどしのうえ、あらためてご希望のきっぷをお求めください。
(4) 指定列車の変更
 発売箇所において、1回に限り、有効期間内に出発する他の列車への変更ができます。ただし、指定列車の出発時刻以前で、かつその時点で発売可能な列車への変更に限ります。なお、フリータイプについては、変更の回数に制限はありません。
(5) 車内における
設備の変更
車内に余席があり、運輸上支障がないと認められる場合に限り、無割引の料金をお支払いいただいているものとみなして、下記のとおり差額収受のうえ取扱います。ただし、寝台車、個室への変更については、寝台料金又は個室料金とともにその列車に必要な特急又は急行料金も必要になります。(なお、一部のトクトクきっぷにはこの取扱いをしないものもあります。)
料金を含む自由席タイプは、無割引の自由席の料金をいただいているものとして、自由席と指定席との差額をお支払いいただき普通車指定席への変更が、また、自由席とグリーン席との差額をお支払いいただき、グリーン席への変更ができます。
指定席タイプは、無割引の指定席の料金をいただいているものとして、普通車指定席とグリーン席との差額をお支払いいただき、グリーン席(個室は除く。)への変更ができます。
差額を計算する場合に適用する料金は、当該変更の取扱いを行う日に発売する場合に適用される料金となります。
 
   
払いもどし
(1) 使用開始前の
払いもどし

回数券タイプ

 全券片(表紙券含む)未使用で有効期間開始日前または有効期間内(座席の指定を受けた場合は、指定列車の出発時刻までに取り消しを行った場合)に限り、発売額から手数料(1冊あたり220円)を差し引いた額を発売箇所で払いもどしをいたします。

   
片道タイプ・往復タイプ
 未使用で有効期間開始日前または有効期間内に限り、発売額から次に定める手数料のうち該当するものの合計額を差し引いた額を発売箇所で払いもどしをいたします。(ただし、入場券等とセットで発売したトクトクきっぷは、そのセットした入場券等と同時に払いもどす場合に限って取扱います。)

【払いもどし額】= [発売額]-[手数料] 
※[手数料]= (A) + (B)

(A)乗車券部分 ・・・ 220
(B)料金券部分

●自由席タイプ(自由席の料金区間毎) ・・・ 220
●指定席タイプのうち指定券未発行券片(料金区間毎)・・・340円
●指定席タイプのうち指定券発行済券片(料金区間毎)
・乗車する日の2日前まで ・・・ 340円
・乗車する日の前日から原指定券の出発時刻まで
・・・ 無割引の料金(☆) × 30% (ただし、最低340円)
・ 原指定券の出発時刻以降 ・・・ 原指定券片毎の無割引の料金全額

(☆)特急料金とグリーン料金、特急料金と寝台料金、急行料金と指定席料金など複数の
料金がかかる区間においては、グリーン料金、寝台料金、指定席料金のみ算出の根拠
といたします。

※ 指定席タイプで、料金区間毎の料金券部分が340円に満たない場合の手数料は、
   その料金部分全額とします。

フリータイプ
 未使用で有効期間開始日前または有効期間内(座席の指定を受けた場合は、指定列車の出発時刻までに取り消しを行った場合)に限り、発売額から個別の商品毎に定める手数料を差し引いた額を発売箇所で払いもどしをいたします。
(2) 使用開始後の
払いもどし
回数券タイプ・片道タイプ・フリータイプ
 使用を開始された後の払いもどしはいたしません。
 
往復タイプ
 「ゆき」券は、使用を開始された後の払いもどしはいたしません。
 「かえり」券が未使用で有効期間内に限り、発売額から「ゆき」券の設定区間に対する無割引の運賃・料金と、次に定める手数料のうち該当するものの合計額を差し引いた額を、発売箇所で払いもどします。ただし、「ゆき」券の設定区間に対する無割引の運賃・料金及び手数料の合計額が発売額を超える場合は、払いもどしをいたしません。

【払いもどし額】= [発売額]-[「ゆき」券部分の
             無割引の運賃・料金]-[手数料]  
   ※[手数料]= (A) + (B) + (C)

    (A)乗車券部分 ・・・ 220
    (B)料金券部分

   ●自由席タイプ(料金区間毎) ・・・ 220
   ●指定席タイプのうち指定券未発行券片(料金区間毎)・・・340
   ●指定席タイプのうち指定券発行券片(料金区間毎)
    ・乗車する日の2日前まで ・・・ 340円
    ・乗車する日前日から原指定券の出発時刻まで
      ・・・ 無割引の料金(☆) × 30% (ただし、最低340円)
    ・原指定券の出発時刻以降 ・・・ 原指定券片毎の無割引の料金全額

(☆)特急料金とグリーン料金、特急料金と寝台料金、急行料金と指定席料金など複数の
料金がかかる区間においては、グリーン料金、寝台料金、指定席料金のみ算出の根拠
といたします。

    (C)入場券等相当部分
   ●入場券等がセットになった商品
    ・個別の商品毎に定める額

※ 指定席タイプで、料金区間毎の料金券部分が340円に満たない場合の手数料は、
   その料金部分全額とします。

(3) 運行不能及び
遅延等による
払いもどし
 無割引の運賃・料金をお支払いいただいているものとして、旅客営業規則の定めにより、発売額(特払額の定めがある場合は、それぞれの特払額。また、回数券タイプについては発売額を券片数で割り求めた1枚あたりの額)を限度として、発売箇所または着駅等で払いもどしをいたします。ただし、フリータイプ及びフリー区間についてはこの取扱いはいたしません。
 払いもどしの期限は、払いもどしの事由が発生した日の翌日から起算して1年以内です。
   
座席の指定
(1) 指定券の交付
 指定券が必要な列車に乗車される場合は、発売箇所において、乗車前に必ず指定券の交付を受けてください。また、往復タイプのトクトクきっぷのなかには、発売時に往復とも指定券の交付が必要なものがあります。
 四国内のみを利用するトクトクきっぷ、または個別に定めのあるトクトクきっぷについては、かえりの列車が未定の場合、発着駅等において指定券の交付を受けることができます。
(2) 指定の取り消し
(使用見合わせ)
 指定券の交付を受けた後、指定列車の出発時刻前であれば、1回に限って指定の取り消しができます。ただし、フリータイプについては、この取扱いの回数に制限はありません。
(3) 希望列車が満席
の場合の取扱い
グリーン車用
 グリーン車が満席の場合は、利用できる対象列車の普通車指定席に、またグリーン車・普通車指定席がともに満席の場合は、普通車自由席に限り乗車できます。 ただし、乗車後車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、別に運賃・料金を収受しないで、グリーン車または普通車指定席に乗車できます。なお、グリーン車に乗車できなかった場合でも、グリーン車と普通車指定席または普通車自由席との差額の払いもどしはいたしません。
   
普通車指定席用
 利用できる対象列車の普通車自由席に限り乗車できます。ただし、乗車後車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、別に運賃・料金を収受しないで、普通車指定席に乗車できます。なお、車内において普通車指定席に乗車できなかった場合でも、指定席と普通車自由席との差額の払いもどしはいたしません。
(4) 座席の指定を受
けなかった場合
または指定列車の
出発時刻以前に
他の列車で旅行
開始した場合
グリーン車用
 利用できる対象列車の普通車自由席に限り乗車できます。ただし、乗車後車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、別に運賃・料金を収受しないで、グリーン車または普通車指定席に乗車できます。なお、グリーン車に乗車できなかった場合でも、グリーン車と普通車指定席または普通車自由席との差額の払いもどしはいたしません。
   
普通車指定席用
 利用できる対象列車の普通車自由席に限り乗車できます。ただし、乗車後車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、別に運賃・料金を収受しないで、普通車指定席に乗車できます。なお、車内において普通車指定席に乗車できなかった場合でも、普通車指定席と自由席特急または急行料金との差額の払いもどしはいたしません。
(5) 指定列車に乗り
遅れた場合
 フリータイプを除き、きっぷの有効期間内は乗車券部分のみ有効となり、特急列車等に乗車する場合は別に特急券等該当する料金券の購入が必要となります。ただし、原指定券に表示された乗車日の当日に限って、利用できる対象列車の普通車自由席のみに乗車できます。(指定列車が寝台車の場合はこの取扱いはいたしません。)指定席等に乗車する場合は、乗車日当日であっても乗車する区間に必要な料金が全額必要になります。なお、グリーン車用については、原指定券に表示された乗車日の当日に限って、乗車後車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、利用できる対象列車のグリーン車に乗車できます。
 利用可能列車が「ひかり号・さくら号・こだま号・つばめ号」に限られる場合は、「のぞみ号・みずほ号」の普通車自由席には乗車できません。
   
紛失の取扱い
 

○トクトクきっぷをなくした場合、駅のきっぷうりばや列車の係員にその旨を話して、紛失再発行用としてなくしたきっぷと 同じ区間・列車・設備の無割引のきっぷをお買い求めください(「紛失再」の表示をいたします)。指定券については、同じ列車の指定券に限ります。買いなおしたきっぷは、下車駅で「再収受証明」を受け、そのままお持ち帰りください。

 

年以内になくしたきっぷが発見された場合、そのきっぷと「再収受証明」のあるきっぷの両方を駅へお持ちください。あとからお買い求めいただいた無割引のきっぷについて、手数料220円(指定券は340円)をいただき、「再収受証明」のあるきっぷの運賃・料金を払いもどします。ただし、あとからお買い求めいただいたきっぷのご利用状況などにより、払いもどしができない場合があります。詳しくは係員におたずねください。

 

○一部のトクトクきっぷはこのお取扱いをいたしません。紛失しないようにご注意ください。